─「ヤクルト」をずっとご愛飲いただいているとお聞きしましたが、どのくらいになりますか?
25年以上になりますね!物心ついたころから実家で飲んでいましたし、宝塚に入って一人暮らしをはじめても、冷蔵庫に切らしたことがありません。毎日、お風呂あがりに飲むのが日課で、私の定番になっていて、「ヤクルト」歴はかなりのベテランです。「ヤクルト」には私の人生以上の長い歴史があるわけで、ずっと変わらず、今も新しい人たちに飲まれているってすごいことですよね。
─ありがとうございます!本当にお好きなんですね。遼河さんにとって「ヤクルト」はどんな存在ですか?
実は「ヤクルト」が好きすぎて、東京竹芝の本社に写真を撮りにだけ行ったこともありますよ(笑)。これはみなさん驚かれるんですけど、宝塚時代は体調不良で1日も休むことがありませんでした。すべてが「ヤクルト」効果だとはいいませんが、私を支えてくれたと思っています。「ヤクルト」は、ずっと近くにあるので、安心感が違いますね。
─宝塚時代、遼河さんのまわりでも「ヤクルト」を飲んでる方はいらっしゃいましたか?
私が在団1〜2年目のころの旧・東京宝塚劇場には、楽屋にヤクルトレディさんが来ていたんです。ヤクルトレディさんがいらしたら「ヤクルトさんがいらっしゃいましたー!」と下級生が呼び声をかけて。それでみんなで買ったりしていました。
─最近の「ヤクルト」の中でお気に入りはありますか?
「Yakult(ヤクルト)1000」は大ヒットでした。これは「ヤクルト」ファンとして言っておきたいのですが、話題になる前から飲んでました(笑)。他にも、今の「ヤクルト」はいろんな種類がありますよね。だから選ぶ楽しさもある。私は「Yakult1000」のほかに「ヤクルト400」、また「ソフール」も食べています。「ヤクルト」商品を飲んだり、食べたりしているときは、自分の体調と向き合える時間でもあって毎日「今日の調子はどうかな?」なんて気にしながら選んでいます。次はおすすめしてもらった「ヤクルト400W」「ミルミルS」も試してみます(笑)。
─普段からおなかの調子を気にされているんですね。おなかの調子とパフォーマンスは関係していると思いますか?
お通じが悪いとやはりダメですね。やることすべてが体調に引っ張られてしまいます。姪は小学校の3年生ですが、おなかの調子について悩んでいた時期もありました。それが、「ヤクルト」を勧めてみたら少しよくなったみたいで、それをきっかけに、今、姪っ子と、便の状態を日記のようにつけていくアプリを毎日やっています。おなかの調子を整えることは世代を問わず大切なことですよね。だから、お通じのことを恥ずかしいと思わずに、健康のバロメーターとして、もっとふつうに話せるといいなと思っています。
─おなかの調子が悪いのが続くとイライラしますよね。遼河さんもご経験がありますか?
舞台で、ある場面になるといつも緊張しておなかが痛くなるということがありました。だから、ストレスと腸が関係していることは経験としてよくわかります。たとえば、疲れているとお肌に出ますし、便秘になると調子が悪い。健康って、心とからだのいろんなことが繋がってできているんだと思います。
─ご主人は元Jリーガーですが、ご家庭でも健康の話はよくされますか?
夫は健康オタクなところがありますが、私に影響されて「ヤクルト」を始めました。夫は家では玄米ですし、揚げ物は食べないし、普段の会話は健康にまつわることが多いです(笑)。この間は化粧水の話で盛りあがって、今は「ラクトデュウ」を夫が使っています。とはいえ、夫にあまり高価な化粧品を使われるのも、なんか嫌じゃないですか(笑)。最初は適当なものを私が買ってたんですが「これはあまり好きじゃない」とか注文が多くて、結局「ラクトデュウ」を使ってもらったら「これは吸いつき感がほかとは違うし、ベタつかないのがいい」って、一丁前なことをいいだして。確かにそうなんですが(笑)。夫とはこんな話ばかりで、女友だちみたいなところがありますね。
─遼河さんはレシピ本を出版されるほどの料理好き。毎日どんな工夫をされていますか?
基本的な食事は、お米と味噌汁と野菜とお肉や魚。炭水化物を抜くとか、グルテンフリーなどはしないタイプで、なんでもバランスよく摂るようにしています。最近の我が家のニュースといえば、苦手だった納豆が好きになったこと。納豆は代表的な発酵食品ですし、夫がよく食べるので、私も食べられるといいなと思っていました。それが食べられるようになって、ワンランク、健康レベルが上がった気がします。
─発酵食品にもご興味があるんですね。流行の健康法などもすぐに試される方ですか?
健康に興味があるとはいえ、話題になっている健康法をすぐに試すことはあまりしてきませんでした。はやっているものが、自分にあっているとは限らないですよね。腸のことでいえば、温めること、菌を増やすことが大事。だから、朝に冷たいジュースを飲むのは爽快かもしれませんが、普段は控えています。私の場合、はやっているとか、誰々が使っているとかではなくて、「これは」とピンと来たものを試して、よければ長く続けます。化粧品でも同じで、あまり乗り換えない。はやっていなくても、気になったら始めてみて、みんなに研究結果を報告するのが私の楽しみなんです(笑)。まわりに「ヤクルト」の輪が広がっています!
─お仕事柄、食事の時間など、生活のリズムを保つのは難しいと思いますが、いかがですか?
以前は、舞台やテレビのお仕事があると、スケジュールが決まっていますから、おなかが空いていなくても無理して食べたりしていました。それが45歳を過ぎてからは「おなかが空いたら食べよう」というスタイルに変わりました。これはまったくの我流ですが、いつもの時間だからといって、空腹時以外で食べるのは、意外とからだの負担なんじゃないかと思いはじめて。もちろん、生活リズムを守ることの方が大事ですけれど、私たちの仕事ではなかなかそうもいきません。ですから、生活リズムよりも自分のリズムを大切にするように変わってきました。
─それこそ、宝塚時代は毎日忙しくて大変だったと思います。心身を整えるために何かされていましたか?
宝塚時代は、立ち止まる時間もないほど忙しかったですね。1日のスケジュールをこなすことでせいいっぱい。そんな中でも、唯一「ヤクルト」を飲むことは続けていましたが、元気をキープできたのは、なんでも話せる仲間がいたからだと思います。何か嫌なことがあれば笑って忘れますし、同期に悩みを相談すれば気分も晴れます。心とからだの健康にとって、そういうことが大事な時期ってありますよね。何かを抱えて舞台に出ることほど、辛いことはありません。お客さまの前では、いつでも笑顔ができて、堂々と演技をしたいですから。溜め込まないように、自然とリセット術を身につけていたのだと思います。若い時代に切り替え上手になれたことはよかったですね。
─宝塚では男役として活躍されました。魅力的に見せるアドバイスをいただけますか?
今の男性にアドバイスができるとしたら姿勢です。「姿勢のよさはお金のかからないおしゃれ」とよく言いますが、それだけで気品や風格が違って見えます。これは私が思うかっこいい女性像も同じかもしれません。私自身、姿勢が悪くなってきたのがきっかけで昨年からジムに通い始めました。年齢的なこともあるかもしれませんが、いつまでも健康でいるために、体づくりをした方がいいと思うようになりました。
─遼河さんご自身から見て「素敵だな」と思う同世代はどんな人ですか?
今、私たちの世代は、日々、自身の体調の変化と向き合いながら、仕事や家事をするなど、きっといろいろと背負うものがあると思います。それでも、人と会うときはいつも笑顔でポジティブでいる人は素敵だなと思います。私も会ってよかった、楽しかったと思われるような女性でいられるようにと心がけています。
─遼河さんのように、いつまでも美しく、健康でいるための秘訣を教えてください。
「これは私に向いている」と思ったものを“やり続ける”ことが、健康の秘訣かもしれません。最近私はストレッチにハマっていて、これもずっと続けるだろうと思います。美容でも健康でも、何をやるかではなくて、続けられるものを選んでください。それから、どうしても続かない、という方にアドバイスしたいのは「ながら」でできるもの。たとえば美顔器って、美顔器だけをする時間を1日の中につくらなくちゃいけなくて、暮らしのリズムを変えなければならない。それはなかなか面倒ですよね。でもドライヤーをしながらパックをするとか、何かをしながらできることなら、かんたんに取り入れられます。私もできることだけを何年も続けています。続ければ必ず成果が出ますし、楽しくなってくるんですよ。