—昨シーズンは圧巻の成績でしたね。振り返ってみていかがですか?
大きな怪我もなく、野球だけに集中することができました。
昨シーズンの三冠王、日本人選手シーズン最多本塁打記録も、一年を通じて心身のコンディションが安定していたからこそ成し遂げられた結果だと思っています。
応援してくれる皆さんのさらなる期待も感じていますし、2年連続の三冠王、そして自分の限界に挑戦するつもりでキャリアハイをめざして、毎日トレーニングに励んでいます。
—本塁打記録がかかる試合ではプレッシャーを感じていましたか?
いいえ、プレッシャーはありませんでした。ただ、56号ホームランに関しては、自分だけでなく、周りの方も巻き込んでよろこびを分かち合えたので、特別なものがありました。
いつも応援してくれて、支えになってくれて「ありがたいな」と感じていたので、少しでも恩返しができたかと思うとうれしいですね。
ファンの皆さんの声援は自分のエネルギーになるので、今シーズンも期待を超える活躍をしてお返ししたいですね。
—偉大な記録を残されました。次の目標は何ですか?
もっと偉大な記録を残された先輩方、名選手がたくさんいます。連続三冠王であったり、連続本塁打王であったり、この厳しいプロの世界で、何年も続けて記録を残されています。私もいつか、そのような先輩方のようになりたいです。
まずは今年も、三冠王をめざして頑張ります。そのためにも毎日「ヤクルト」を飲んで、コンディションを整えて、試合に望みたいですね(笑)。
—試合でベストパフォーマンスを引き出すためのルーティンはありますか?
よく聞かれるのですが、決まったことはないんです。ただし、ストレッチにかける時間は他の選手より長いかもしれませんね。試合前には20分ぐらいかけて入念に体を温めています。
中でも、昨年は新しくヨガを取り入れ、筋肉をリラックスさせて試合に臨むようにしていました。そのおかげで、瞬発的なパワーだけでなく、柔軟性が養われ、効率よく力を引き出すことができています。
—188cm97kgと恵まれた体格ですが、食生活ではどのような工夫をしていますか?
食事に関しては好き嫌いはありませんが、食事の我慢については自信がありません(笑)。自分では普通の量だと思っていますが「そんなに食べるの?」といわれることもあります。
インスタグラムでも食事シーンをよく投稿するのですが、それが人気みたいで反響が大きいです。外国人選手に負けないようにもっとパワーをつけたいので、食べることはやめられませんね。
—ストレスや睡眠時間が心配な遠征時の必需品はありますか?
昨年、話題になった「Yakult(ヤクルト)1000」は毎日飲んでいますよ。この商品に関しては「睡眠の質向上」というのが気に入りました。睡眠はコンディション調整の基本だと思うので、しっかり眠ることを心がけています。
シーズン中は遠征のための移動も多く、時間が取れないこともありますから「質」にこだわった睡眠が重要ですね。だから「Yakult1000」は一年をとおして良いパフォーマンスをするための必需品です。
—村上選手にとって「ヤクルト」とはどんな存在ですか?
睡眠のためというのはもちろん、健康全般のために必要不可欠な存在です。ヤクルト商品はいつも球団が用意してくれていますから、チーム全員が毎日飲んでいます。それこそルーティーンになっているので、なくなると困る選手も多いと思います。
「ヤクルト400W」のようなスッキリとした味わいの商品もあるので、選手によって飲む商品はさまざまです。
—ヤクルトの化粧品も愛用されていますよね?
はい。ロッカーにも置いていますし、家でも使っています。私たちの仕事は球場などの屋外で過ごす事が多く、肌が乾燥しがちです。
バッターボックスに入ればアップでテレビにも映るので、肌の手入れはした方が良いかなと思ってはじめました。ヤクルトの商品は、使いやすく、男性の方にもおすすめですよ。
—プロ野球選手をめざす子どもたちに、どんなアドバイスをしますか?
まずは、楽しんでプレーしてほしいですね。目標を立てて練習に取り組めば、それを乗り越えたときに、大きなよろこびになると思います。それから、好き嫌いをせず、なんでも良く食べることです。無理に体を大きくする必要はありませんが、バランスの良い食事をとおして健康な体づくりをすることです。
健康な生活を続けていれば、自然と体もできてくると思います。焦らずに自分なりのペースで頑張ってください。
—村上選手自身はプロ野球選手になってから、体調管理の考え方に変化はありましたか?
そうですね。自分の最大の武器は「パワー」なので、よりいっそう筋力に磨きをかけたいと、いつも気にしています。
ただし、筋肉はつけるだけでなく、思いどおりに動かせることがプロのアスリートとしては大事だと気づいてから、体づくりを一から見直しました。
先輩のアドバイスやいろんな意見を聞いて、より専門的なストレッチやヨガを取り入れるようになってからは、明らかに体の可動域が広がりました。体の使い方がうまくなったと感じています。
—ストレッチやヨガのトレーニングが生かされた場面はありましたか?
ある試合で「これは打てないな」というボールがありました。同じ打席中に、再び同じ球が来たのですが、自分の中で、ちょっとしたフォームとタイミングを変えて対応して、ホームランを打ったことがあります。ずっと取り組んできた「体を自由に動かす」というトレーニングが生きた場面だったと思います。
こういった経験を積み重ねながら、どんなピッチャーにも対応できるようになりたいですね。
—シーズン中は多分にストレスもあると思います。オンとオフは切り替えていますか?
答えは「いいえ」かもしれませんね。寝るとき以外は常に野球のことばかり考えています。根っからの野球好きなので、ずっと考えていても特にストレスは感じないんです。どうしたらあのピッチャーを攻略できるかとか、ホームランを打つ感覚とか、そんなことを毎日イメージしていないと、逆に落ち着かない(笑)。
特にこの数年は手応えも感じていますし、野球が楽しくてたまらないといった感じです。
—うまくいかなかったときはどう対処していますか?スランプを感じたことはありますか?
打てる日もあれば、打てない日もあります。うまくいかないときは、感情が表に出てしまいますし、心身のコントロールが難しいですね。でも、スランプを感じたことはありません。やっぱり野球が好きですし、日頃の悩みやストレスも、プレーをすることで解消されていくように思います。
それから、チームが勝つことが本当にうれしい。負けず嫌いなので、勝ち続けることで、自分の気力も上がっていくんです。
—シーズンを通じて戦える体づくりのためには、何が一番重要ですか?
プロでやっていくには、怪我をしない体づくりが重要だと、日を重ねるごとに感じています。健康であることと、体の柔軟性が必要だということでもあります。
よく鍛えて柔軟性を備えておけば、怪我を起こしにくいですし、仮にトラブルがあったとしても治りやすいです。そういった体づくりは一朝一夕にはできないので、毎日続けることが大切ですね。
—村上選手と同じように「ヤクルト」を愛飲している方へメッセージをお願いします!
プロ野球選手になって一番感じたことは、気持ちだけではパフォーマンスを最大限発揮できないということです。しっかりと準備ができている選手が強いんだ、と痛感しました。だからこそ、「ヤクルト」を毎日飲むなど「できること」を続けてほしいと思います。毎日続けるという体調管理の基本を作ってみてください。
そうするといつの間にか体調が整ってきますし、日常のパフォーマンスもよくなります。私と一緒に頑張りましょう!